2020年07月22日

22日水曜は休業となっております。新発売ビーフカレーレトルトの東スポに掲載されました。「ダメヤ」の由来。

店のダメヤの屋号について、具体的な説明をしたことがなかったのですがちょうどよい機会なので。
私は15、6年前、ヒップホップアーティストのダースレイダー率いるDaMeRecords(ダメレコード)という音楽レーベルのミュージックビデオを10本程撮っていた。
私は最初、カレー屋を始めるにあたりなるべく目立たない、福岡市の郊外で市内で一番安い物件を選んだ。
東京の映像の仕事もレギュラーの契約もあり、すぐにはやめられない。何社かのお客さんの営業所はこちらにもある。堅い業界がお客さんの映像仕事、正直、見つかってもまずい…。しかし、カレー屋をやりたくて仕方なくて内緒で始めたのだった(オープン後も店は夜だけ営業で、数カ月開けたり閉めたり東京福岡を行ったり来たり…の2足のわらじ生活だった。野芥の時からの常連さんは知ってますね)
とりあえず店の名前を決めるにあたり、色々考えたが「カサブランカ」「カルダモン」など…妄想。しかし、3坪しかない掘立小屋みたいな店でカッコもつかない、高貴な感じもガラじゃない、と却下。福岡にまったく知り合いもいないし、レジの方に「おはしは1本で」と述べる以外、数カ月間、声を発してない。店をオープンしてもお客さんが来るイメージがまったく描けない。こりゃ、ダメだろう…とマイナス思考は加速していった。なんせ、店の前はお年寄りしか歩いていない…。物件を見ずに契約してしまって色々ギャップはあった。ある日、この場所は1年経たずにテナントが毎年変わると地元の年配の方が言って立ち去る…あれ?不動産屋のおばちゃんがここは人気物件で狙ってる人が多いので急いで申し込んだ方がいいとと言われたのはいったい…
とりあえず、決まってしまったことはやるしかない。半年やってダメなら撤退だ。ただやる以上は、なるべく全力を尽くして半年間やろうと決めた。その時、冒頭に書いたダースレイダーのダメレコードのことが頭をよぎった。あの頃はモノ作りに情熱的だったよなあ、と。
あのダメレコのマイナスの状況下でも何でも自分たちで何とかやるDIY精神(Do It Yourself)はすごかった。そして楽しかった。しかし、時は過ぎるのは早くいつの間にか良き思いでとなっていた…

自分の状況もダメな感じだし、物件を契約して半年しても店を開けれてないダメ人間ぶり…。ただ、ダメレコの時のDIYな気持ちは不思議となんとかある…。あ、じゃあ「ダメヤ」にしよう、と。ダメで包まれているのがお似合いだ。ダメ人間、どうせダメだろう、ダメレコの3ダメだ。
半年もせず潰れたら、近所の人も、あーやっぱダメだったね。ダメヤじゃしょうがないなハハハ…とオチもつく。そういうことだったのです。

それで15年くらいの時を経て、ダースレイダーさんと再びセッションとなりました。
予測もしてなかったのだけど人生とは不思議なものです。
今回のダメヤ辛口ビーフカレーレトルトは、そんなサイドストーリーも少し楽しんでもらえればと思っています。その一つとして曲を作りました。それは特典としてカレーの箱の中にダウンロード案内が入っています。興味がない方はカレーだけでも楽しんでいただけます。試作を繰り返し、味、材料に手抜きは無しです。8月6日が発売予定日です。よろしくお願いします。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1995321/
2020.7.21tousupo.jpg
posted by 孤食のグルメ探求人 CURRY MAZTER D at 07:00| 営業情報